2024年度の福祉サービス第三者評価が終了しました。
おかげさまで、昨年度は150件を超える評価をご依頼いただき、累計では700件を超える実績となりました。
東京都を中心に、千葉県・埼玉県にも評価の機会を広げており、「放課後児童クラブ」の評価件数も着実に伸ばしています。
保育業界は今、転換期を迎えています。
待機児童対策や施設整備といった“量”の拡充を経て、いまあらためて問われているのは“質”です。
2024年度には、「こども未来戦略」に基づく政策が本格化し、3~5歳児クラスの保育士配置基準が引き上げられました。
一方で、保育所の利用定員はわずかに減少し、待機児童も大幅に改善されるなど、量的支援のフェーズは一区切りを迎えました。
こうしたなか私たちは、保育所の組織運営やマネジメント、日々の保育実践に丁寧に向き合い、一貫して「良いところ探し」の視点を大切にしながら、事業者の皆さまと共に歩んでまいりました。
2025年度も「利用者本位の福祉の実現」に寄与するべく、専門的かつ客観的な視点から保育所評価を担ってまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 加藤正樹